
【中華イヤホン】KZ ATR開封レビュー
KZ ATR
以前、KZ ATESをご紹介した際にチラっと話の出たKZ ATRが来ました!
このシリーズは中高音の表現が上手いので期待が高まっておりますが果たして。
なかなかしっかりとしたパッケージングですね。
箱を並べてみました。左からATE、ATES、ATR。同シリーズでも毎回違うというのは面白いです。
内容物はシンプルに、本体とシリコンのイヤーチップ。S/M/Lの3種類です。
ATE、ATESは筐体がクリアブラックで中のドライバが確認できたのですがATRは全面真っ黒。
筐体の下部にLRの表記と「AT Ultra Bass」の文字。ATE、ATESとも中高音の綺麗さに反して主張が強すぎる低音が正直残念だったのですがATRもそのタイプなのでしょうか…。
表面にはモデル名の「ATR」と謎の表記。
ATESと並べてみました。筐体の大きさは同じなようです。
スペック表によれば8.2mmのダイナミックドライバー採用、15-29000hzの周波数特性についても同じ。
では聴いていきましょう
EGOIST/名前のない怪物 88.2kHz/24bit CDアップサンプリング音源です。
再生にはiPod5G改を使用します。
いざ再生…
おお、低音がすっきりしている!「AT Ultra Bass」の表記とは違い、比較的バランスの取れた音に仕上がっています。
ボーカルが前に出ているような聴こえ方なので傾向としてはややカマボコ型でしょうか。音場は普通。
中高域はこのシリーズらしいクリアさを持っていますが、ATESに比べればやや曇っているかな…。
オススメ度☆☆☆★★
売値がおよそ$7~$8とATE、ATESよりも更に安価。筐体はATESと同じくやや大きいので人によっては耳に合わないかもしれません。
個人的には低音が引っ込んだのは嬉しいのですが中高音が少し曇ってしまったのが残念でした。
<文:かえる>