
マットな質感がGOOD!2ピン採用でリケーブル可能なKZ ZS3レビュー
2017/06/07
※こちらは初期ロットのレビューになります。後発ロットのレビューはコチラ
「REV(@forREV)さんからお借りしました」シリーズ第19弾。ありがとうございます。
今回は中華イヤホンの中でも特に低価格で音質がよいことでお馴染みのブランド「KZ」のイヤホン。
KZ ZS3
KZ ZS3。比較的最近出たイヤホンですね。価格帯は$20前後の様子。
2ピン端子を採用しておりリケーブルが可能なモデルになっています。
(2ピンのケーブルを持っていないので汎用性は不明…。)
Left、Rightがとても堂々と表記されていますが字体がスタイリッシュなのでこれはこれで良いですね。
筐体はマットな質感で鈍く光るのがまたかっこいい。
ステムに赤い字で「hifi」の表記。隠れたおしゃれ的なことなんでしょうか…。赤がマットブラックに映えます。
付属のケーブルにもさりげなくLRの刻印が。こちらは筐体のものとは違って目立たない配置、デザインになっていますね。
3.5mm金メッキプラグ。ケーブルは中華イヤホンにありがちなゴムゴムとした質感ですが、赤いケーブルが多いのに対して青になっています。
では聴いていきましょう
有形ランペイジ/FREELY TOMORROW 88.2kHz/24bit CDアップサンプリング音源です。
再生にはAigo Z6を使用します。
いざ再生…
低域、高域は控えめですね。音は硬め。音場は普通。全体的に元気な音にまとまっています。
とにかく中域の表現力が上手ですね。ボーカルがハキハキしているのに加えてピアノ、ギターのアタック音もキレがあって心地よく、コーラスもそれぞれを認識できる程度に分離しています。
ただ、個体差なのかもしれませんが2ピン端子がゆるくて筐体のおさまりを変えようとするとピンが抜けてしまい音が聴こえなくなることが間々ありました。
オススメ度☆☆☆★★
金額としてはKZらしく低価格帯で音質もまあまあ優秀です。デザインも◎。
特にボーカルをしっかりと聴きたい!という方にはオススメです。
しかしながらピンの抜けやすいのはどうも…。これならばリケーブル非対応のほうが良かったかもしれません。
もし2ピンリケーブルが必須でなければ何かで固定してしまったほうが安心して使えるかもですね。
<文:かえる>