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プレーヤー・アンプ

Astell&Kern AK120を改造しました。

かなり以前に施行した内容ですが割と人気があるので今一度。

 

ベースとなるのはAK120と結構古めのDAPですがいまだに人気はあり、中古でも4~5万はします。

オーディオ機器にこだわろうとした人はまず知ってるだろう高級志向のDAPのAKシリーズですがよくある改造とか試してみたかった内容を詰め込んでみました。

 

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定番のコンデンサ変更

これは下位版のAK100でもよく行われている割とポピュラーなカスタムですね。

まずはおもむろに基盤を取り出します。コンデンサ

この部分のコンデンサを交換します。

 

コンデンサ3

拡大するとこの部分です

交換するコンデンサはおなじみのMUSEのF95 100uF

コンデンサ4

なかなか際どいハンダですね。

 

バラン出力を追加

あまり使う機会のなさそうな3.5mm光デジタル入力の部分を4極バランス出力化にしてしまいます。

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サブ基板から光デジタル入力端子を取り外して4極バランスジャックに交換します。

ジャックにもよりますがピンアサインは全然違うのでお気を付けを。

 

balance2

メイン基盤からLRのHOTとGNDを引っ張ります。

情報元より「どこから配線取ったのかは秘密でね!」ということで完成した画面のみ

 

ノイズレスな回路を組み込んでDAI(Digital Audio Interface)の昇圧

これは次の施行にも出てきますが、3.3Vのローノイズな電源を供給してくれる回路を作り、3Vで動いてるDAIを10%昇圧させています。

回路

回路図はこんな感じ。下のクロックに関しては後程。

組み立て

実際に組み立てるとこんな感じです。相変わらずこのころはなかなか杜撰なハンダで・・・

 

ここでついでにクロックも交換していますが、TCXOの2.5ppmを使用。AK120が元々何PPMのクロックを使っているのかは正直わかっておらず、AK100が50ppmだったのでとりあえずという事で交換しています。

 

組み込み1

電源回路をメイン基盤の空いた部分に仕込みました。

 

組み込み2

電源をクロックとDAIがある部分まで引っ張って組み込んだところ

クロックはただのクロックから電源必須のTCXOになるので別の場所に組み込んでからクロック入力の部分に引っ張っています。

 

電源回路に1000uFのコンデンサを追加

バッテリー端子のプラスとマイナス端子に1000uFのコンデンサを挟んで瞬発力を上げるためのもの。

バッテリーケースを加工してタンタルの1000uFを組み込みました。

写真がどこかに消えてしまいましたが、市販のコンデンサの1000uFはまず入らないのでお気を付けを。

 

知ってる範囲でできることを全部行った凝縮のAK120

以上の改造を行ったAK120です。

結果としてはコンデンサの変更は気持ち音が良くなったのかなという程度でしたが、バランス出力ではネットワークをふっ飛ばして直接配線しているので音圧が上がることでかなり駆動力が高くなっています。

DAIの昇圧とクロック交換は施行した改造の中では1番効果を感じ、高音の伸びや解像度など全体的な音質の向上を感じる反面、低音が弱くなるという結果になりました。

そこで最後の電源部にコンデンサを追加することで、低音の押しを強くしたことで非常に効き惚れる音になったように思います。

 

この作業をサービスを行うことは今のところ全く予定しておりませんが、気になる内容があればいつでもご連絡お待ちしております。

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