
金色の音楽製造機 MusicMaker T71レビュー
2016/08/03
「REV(@forREV)さんからお借りしました」シリーズ第14弾。感謝感謝です。
本日は私個人でも2機種を所持している「MusicMaker」ブランドのイヤホン。
セラーのHCKさんから貸し出ししていただいている試聴機を許可の下で又貸ししていただきました。
MusicMaker T71
これまでご紹介した(=私が所持している)MusicMakerはKK-TingとTW1の2機種。
どちらも音の傾向は違うながらも安価かつ高音質で非常に気に入っております。
今回ご紹介するのはそんなMusicMakerブランドの1本、T71です。
ゴールドの筐体がまぶしいですね。ただ、イエローが強いためややチープに見えます。
筐体の背面には穴が開いているので音漏れしまくります。公共の場ではご注意。
ケーブルの横にLR表記が…見づらい。せっかくのデザイン文字なのですから筐体のサイドに配置すればよかったのに。
このデザインは「M」の文字をイメージしているんでしょうか。
手持ちと並べてみました。T71、TW1、KK-Tingの順。
T71、TW1とも筐体が小さいのでKK-Tingが大きく見えますね。なお筐体サイズに関わらずどれもステムのサイズは普通です。
MusicMakerは純銀メッキケーブルを使用している機種が多いですね。銀は高音がキラキラするので個人的には大好物です。
では聴いていきましょう
有形ランペイジ/FREELY TOMORROW 88.2kHz/24bit CDアップサンプリング音源です。
再生にはAigo Z6を使用します。
いざ再生…
全体的に少しこもった印象。中音域は引き気味のドンシャリ傾向です。
音場はやや広めで小劇場のようなエコーがかかって聴こえます。
音はバラけておらず束感は強いものの、力強い音で”音”というよりは”音楽”を楽しむイヤホンですね。
MusicMakerという名の通りの音作りになっていると感じます。
なお、売り文句になっているER4やX10らしさは一切ありません。
オススメ度☆☆★★★+0.5
価格はHCKで$46.05。TW1($23.3)、KK-Ting($24.9)と比較すると高価になっているのですが個人的にはこの3機種の中では一番「普通」という印象でした。
T71を1本分に数ドル足せばTW1とKK-Tingの両方が購入できてしまうことを考えると…決して音は悪くはありませんがあまりオススメしがたいかなという感想でした。
<文:かえる>