
Androidにも対応!USBヘッドホンDH291-D1レビュー
「REV(@forREV)さんからお借りしました」シリーズ。
今回はメーカーの試聴機を許可の下でお借りしました。
SATOLEX DH291-D1
以前、同社のハイレゾ対応ヘッドホン、DH291-A1をご紹介しました。
今回はその兄弟機ともいえるDH291-D1です。こちらのヘッドホンは入力が3.5mmプラグではなくUSB端子。
独自技術「Dnote」によりスピーカードライバーまでデジタル信号のまま音を届けるので音質の劣化なく音源そのままの音を聴けるのだとか。
消費電力が少ないのでUSBバスパワーで使用できるのも特徴です。
では外箱から見ていきましょう。
↑DH291-D1(今回紹介するもの)
↓DH291-A1(以前紹介したもの)
ご覧のとおり箱のデザインはDH291-A1とほぼ同じですね。
実機を見てみましょう。
↑DH291-D1(今回紹介するもの)
↓DH291-A1(以前紹介したもの)
実機も見た目にはケーブルの有無しか違いません。
DH291-D1はL側にMicro-B端子が配置されており、付属のケーブルを挿して利用します。
ケーブルは2種類用意されており…
Micro-B~Micro-Bと
Micro-B~Type-Aのものが入っています。
用途としてはMicro-BはAndroidスマホ用、Type-AはPC用。
では聴いていきましょう
まずPCのほうから。音源はいつもと同じで有形ランペイジのストロボラスト。CDから取り込みアップサンプリングした88.2kHz/24bit Flacです。
再生にはFoobar2000を使いますがこのヘッドホンはwasapiには対応していないようですので注意が必要です。
また、私の環境ではドライバインストール直後は音量がMaxになっていたので確認してから再生しないと耳と機器がエラいことになってしまうかもしれません。
ではいざ再生。
音源そのままの音というキャッチコピーのとおり、下手な味付けのないバランスの取れた音です。
ややサ行・タ行が刺さる感がありますが、試聴機ということもありあまり鳴らされていないのでしょうから使用していくうちに改善されるのでしょう。
粒立ちの細かさや音場の広さについては際立ったものこそありませんが、イヤーパッドのクッション性も相まって長時間聴いていても耳疲れしません。
次にスマホ。スマホで音楽はあまり聴かないので音源が192kbpsのmp3しかありませんがとりあえず手持ちのZenfone2に接続します。
メーカーの動作確認機種には入っていませんが問題なく再生できました。
…久しぶりにmp3を聴きましたがロスレス音源との差を如実に感じますね。
その差を感じられるのも味付けをしないこのヘッドホンならではなのでしょう。
良くも悪くもナチュラル
その構造上、音源の良し悪しをダイレクトにうけるヘッドホンです。
周波数特性も5~45,000Hzと広いので音源の質にこだわればこだわるほど面白みを増すのではないでしょうか。
<文:かえる>