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プレーヤー・アンプ

何故か懐かしくなるデザイン。OLS-HiFi QA360レビュー

お馴染み「REV(@forREV)さんからお借りしました」シリーズ(今勝手に命名)。いつもありがとうございます!

今回は(個人的に)見た目がなんとなく懐かしくなってくるようなデザインのDAPです。

OLS-HiFi「QA360」

 

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OLS-HiFiという中国メーカーのQA360というモデルになります。<メーカーページはコチラ

 

角を落とした四角いデザイン。左に十字、右に2つに配置されたボタン。フチどられた画面。画面とボタンの間に配置されたロゴ。

この懐かしい感じ…初めて見たときから”似てるな”と思いました。

 

そう。ポータブルゲーム機の名機「Nintendo ゲームボーイ」に!!

 

…今の子供たちは知らないんでしょうね。時の流れは残酷です。

さて、ではまずグルっと見ていきましょう。

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先ほどもご覧いただいた正面。

上半分に画面、下半分に丸型ボタンというわかりやすくシンプルなデザインです。

左側は上下左右+決定ボタンという構成ですが項目の選択時に左右を使うことはありません。

メニュー画面では上下で項目を選択し、左右で切り替えるといった感じ。

再生中は上が前曲、下が次曲、左長押しで巻き戻し、右長押しで早送り、決定ボタンで一時停止。

なお、左右については短押しするとフォルダの一番最初の曲が再生されるという謎仕様。

右側の「M」は設定メニューを開くボタンでその下はBackボタンです。

角には六角ネジ。操作方法については後述します。


 

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背面。ブランド名が彫ってあります。

下には製品名、メーカー名、「Designed and Made in China」、諸々のマークとシリアルナンバー。


 

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左側面。SDスロット(非MicroSD)とグリップ用の凹み。


 

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右側面。ボリューム上下とHoldスイッチ、電源スイッチ、グリップ用の凹み。

ちなみにこのQA360はボリュームが150段階に分かれているそうで、非常に高い出力がウリのひとつでもあるそうです。

物理スイッチの切り替えでON/OFFを行なうプレイヤーは珍しいですね。


 

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上面。2.5mm端子のようなものが付いていますがここは出力ではなくてオプション品のリモコンレシーバー用なんだとか。


 

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底面。左から3.5ヘッドホン端子、LINEOUT、光出力、充電端子です。

QA360 スペック

ではスペックを見ていきましょう。※メーカーページより抜粋

寸法 117x72x27mm (WxDxH)
重量 260g
対応言語 英語・中国語(簡体)・中国語(繁体)
対応フォーマット - WAV :  16/24bit, 44.1~192 kHz.
- AIFF  :  16/24bit, 44.1~192 kHz.
- FLAC :  16/24bit, 44.1 kHz~48 kHz, compression level 0~8.
- APE   :  16 bit, 44.1 kHz, compression level fast and normal.
- ALAC :  16 bit, 44.1 kHz
- MP3   :  16bit, 44.1/48 kHz, 96k bps~320k bps, CBR/VBR/ABR encoding.
- CUE   :  ANSI / UNICODE / UTF-8 Encoding.
- DSD   :  DSD64 1bit, Stereo---DIFF
、DSF、SACD ISO.
外部ストレージ SDHC/SDXC対応、FAT32フォーマットで128GBまで動作確認済み
バッテリー容量 3.7V 3000-3120mAH Li-Poバッテリー
再生可能時間 PCM:10~11時間 DSD:7~8時間
カラーバリエーション シルバー・ブラック
定価 $560(約60,000円)

この価格帯のロスレスプレイヤーとしては一般的な対応拡張子ではないでしょうか。

個人的にはFlacが48kHzまでしか対応していないのが残念なところ。

QA360 再生画面・操作系統

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再生画面はこんな感じ。黒バックに文字だけの構成ですが区画ごとに仕切られているのでゴチャゴチャとした感じはありません。

なお、アートワークの表示には非対応。一定時間が経つと画面が消えますがHOLDしていなければ「M」やBackボタンで点灯可能です。

十字キーを押してしまうとそれに応じた操作(前曲、次曲など)が行なわれてしまいますのでご注意を。

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「M」ボタンを開いてメニューを開きます。かなり細かく設定項目が並んでいて、項目を下に送っていくと…IMG_0264 IMG_0265

全部で3ページに渡ります。

そしてここでの設定の切り替え方なのですが、「変更したい項目で決定」⇒「希望の項目を選んで決定」ではなく、「変更したい項目にカーソルを合わせる」⇒「左右で項目を切り替え」という地味に慣れないと面倒な操作になっています。例えば「LANGUAGE」で右を一度押すと
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中国語(簡体)に。もう一度右を押すと

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中国語(繁体)にといった具合。もう一度右を押せば英語に戻りますし左を押せば逆順で項目が切り替わります。

メニューを閉じるときはBackキーでは戻れませんので再度「M」ボタンで。

では聴いていきましょう

さて、ここでいつもなら有形ランペイジの曲を聴くところなのですがいつも用いているのが88.2kHzのFlacのため再生できないので今回はBRADIOのスパイシーマドンナ(44.1kHz/16bit)で聴いていきます。

Power of life

イヤホンはMusicMakerTW1

 

いざ再生。

 

傾向としてはシャリが強めのドンシャリ寄りでしょうか。ハイハットの音がカチカチシャンシャンとよく目立ちます。

音場は普通。音の分離は特別よいわけではなくある程度束になって聴こえます。

音自体は普通によいプレイヤーという感じですがやはりその出力の大きさには驚きました。

 

私、音楽は周りの音が聴こえなくなるくらいでないと満足できないのですが再生時にそのレベルまで音量を上げても「75」。

前述のとおりこのQA360のMAX音量は150。なんとそのたった半分で公称値32Ωのイヤホンが周りの音が聴こえなくなる大きさになってしまうのです。

これはヤバイ。なお、LINEOUTから出力される音はMAXの150と同程度になるようなのでイヤホンやヘッドホンを挿す際にはくれぐれもご注意ください。

誤ってその状態で再生したら機器と耳が間違いなく壊れます。試しにLINEOUTから据え置きのスピーカーに繋いでみましたが普通に聴こえるレベルで音が鳴りました…。

 

異常なまでのハイパワー

音は比較的荒削りで繊細さはあまりないものの、そのポータブル機にあるまじきハイパワーは類を見ないでしょう。

iPodなど一般的なDAPでは鳴らしきれない高インピーダンスの機器もこのQA360なら充分すぎるくらいに鳴らしてくれるはず。

高インピーダンスにロマンを感じるGEEKなあなたには是非1台持っておいていただきたいDAPです。

<文:かえる>

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