
【開封レビュー】KZ ZSN Pro
先日まで風邪を患っておりました。BOSSです。
今回はL.S オーディオ様よりいくつか視聴機としてご提供いただきましたので早速聴いてみたいと思います。
KZ ZSN Pro
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金属製のフェイスプレートは男心を掴む
最近金属質なフェイスプレートを使用した製品を見受けるようになりましたがこのZSN Proにも採用されており、配色もメタリックグレー+真鍮色やシルバー+真鍮色と「男の子ってこういうの好きでしょ」っぽい感じで男心をくすぐるデザインとなっています。
シェルはクリア、パープル、ブルーの3色
KZらしいドンシャリサウンド
ZSTシリーズといえば若者に人気がありそうなドンシャリサウンドですが、Proもそれに漏れずなつくりとなっております。
構成は1DD+1BAのハイブリッドタイプで、購入時にマイク付き、マイクなしのケーブルが選択できます。
先日作成したもので計測した特性はこんな感じでした。
前モデルのZSNと比較しようかと思いましたが手元になったので、同社製品のKZ ES3と比較してみました。
赤線 : ZSN Pro
黒線 : ES3
上品なZSTというイメージ
販売ページ上には
「100~200時間のエージング(慣らし運転)することで、購入当初とは別次元の、驚くべき音質に進化します。 音域はより広くなり、低音・高音の伸びもよくなります。」
とありますが箱から出してすぐ使用してみての感想ですと、前ZSTと比べると中高音域が強く逆に低音域は弱くなったという感じで、前モデルはドンシャリですと言わんばかりのサウンドで好き嫌いが分かれそうな半面、こちらはそれを上品にまとめいるという印象を受けました。
そうはいっても傾向としてはドンシャリなので、馴染みのない方には低温のキックの強さと高音域のキンとした感じがキツいと感じてしまうかもしれません。
個人的な使用用途としてはゆっくりとしたサウンドよりはPOPなどスピード感のある楽曲に向いているのではと思います。
総評☆☆☆☆☆
こちらも1BA+1DDというハイブリッドイヤホンになりますが、3,000円を切る安価な価格帯ながら迫力のあるサウンドなので付属のイヤホンを使用している方は一度試してみる価値はあるかと思います。
同カテゴリのZSTと比較すると中高域も欲しい場合にはPro、ゴリゴリに低音でFreakしたい場合には前ZSTがオススメかと思います。
何よりもデザインは個人的に◎
弊社視聴リストに追加いたします。
六本木―ディオでは、各社よりお借りしている物や個人で購入したものなどの視聴が可能となっております。
大型のオーディオショップと比べると立地もあまり面白いといえる場所にはありませんが、何かのタイミングで近くにお立ち寄りの際は是非ともお越しください☆