イヤフォン

イヤホンの特性を可視化できるものを作ってみました。

どうにも決まった1本を持ってしまうと他の製品を試してみても
「これもいいけど自分の気に入った1本とは違う」
と思ってしまうようになり、何かとニュートラルな判断ができなくなったと悩んでいました。

そこで思い付きでイヤホン毎の特徴を可視化できないものか色々なサイトの情報を元に試行錯誤してみました。
レビューなどで誰もが体験したであろうイヤホンなどを比較の対象にできれば面白いのではないかと・・・

 

バイノーラルマイクの自作を参考に

以前にマネキンヘッドにマイクを取り付けてバイノーラルマイクを作成しましたが、あれに使用したマイクをそのまま採用すればなんとかなるのではと思いそちらを採用しました。
よく使われるのはWM-61Aというマイクユニットのようですが、試作して出来が良かった場合にはそれを使うとしまして今回は相当品を使用することにしました。

エレクトレットコンデンサーマイクロホン(ECM) WM-61A相当品

 

音導管に遮音材と配線したマイクを詰め込む

音導管については内径がこのマイクのサイズに合っていれば特に問題ありません。
遮音スポンジを適当な大きさに切って真ん中に穴をあけまして、配線を通した後でマイクをはんだ付けします。

詰め込んでいる最中

 

根元の銀色のものはイヤホンケーブルを分岐するときに使う部分が余っていたので左右で銀と黒に色分けするために取り付けたものです。
使い方にもよりますが私の場合は写真では中央付近にありますがマイクをギリギリ端っこまで寄せました。

 

イヤホン接続用のアタッチメント

アタッチメントというわけでもないですが、イヤホンは製品によってノズルの太さが違うのでサイズに合わせて交換できるようにしようと思いました。
そこで思いついたのが「余っているイヤピースをひっくり返してくっつける」でした。これによりノズルに取り付ける部分のみ出ているのでイヤホンの取り付けも容易で、また交換も簡単でした。

そのままでは抜けやすいので収縮チューブで固定しています。

 

実際にイヤホンを挿してみる

いい感じです。

 

可視化するソフトを検討

これでイヤホンからの出音をマイクで拾う準備はできましたので、あとはそれを可視化できるソフトについて検討しました。
色々ありましたが、かなり昔からある有志のソフト「My Speaker」がとても使いやすそうだったのでそちらを採用しました。

動作環境としてはWindows XPの時代からあるようですが10の64bitでも問題なく動作しております。
またこのソフトで習得した波形は特に利用制限はないようですが、ライセンスを支払っていない場合には波形に未払いライセンスですと表示されますので、気に入った方はメールにて購入の意思を伝えると支払先とライセンスキーを発行してもらえます。

 

早速色々なイヤホンを調べてみる

ライセンスの支払いも完了しましたので、いくつか手元にあるイヤホンの波形を取ってみました。
同条件下で5回ほどの繰り返し計測を行った結果です。

SIMGOT - EN700 PRO

 

SIMGOT - EM2

 

n+um - NUM-E1000

 

acoustune - HS1001

 

NICEHCK - ETERNAL Super14

 

比較も可能

このソフトには現在取り込んだ波形に対して過去に取り込んだものと比較できるので、比較をすることも可能です。

 

あくまでも比較の参考程度に

今後も可能な限り使っていこうとは思いますが、この波形の信憑性は出来合いの製品と比べると違う可能性が大いにあります。
比較をする場合は可能な限り当日内同条件という縛りをしていこうとは思いますが、この波形を見て「お、じゃあ聴いてみようかな」という参考程度にしていただければと思います。

また自作などをされている方はお気に入りのイヤホンのデータを取りそれに近づくようなパーツ選定などができると楽しいかもしれません。

 

このイヤホンで調べてほしい!というのがありましたら可能な限りデータとして築盛記していきたいと思いますので気軽にお伝えいただければと思います☆

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