プレーヤー・アンプ

iBasso DX200に使われているアンプの4.4mmジャックは不調というお話

「DX200用のアンプであるAMP4のペンタコンジャックを謹製のものに交換してほしい。」
という依頼を頂きまして初めて耳にする案件の依頼でしたが作業ついでに少し調べてみました。

 

日本ディックス製のペンタコンジャックとの違い

JEITA規格 RC-8141Cというのがペンタコンの企画ですが、純正品とそうでないものではどの部分が違うかと聞かれてしまうと不明。ただ同じ仕様のアンプをご使用になっている方たちは

・挿さりが甘い、または妙に硬い

・ワッシャーを噛ませないとちゃんと音が出ない

・データの送受信時にノイズが乗る

などなど謹製品と比べると場合によっては致命的な問題が発生してしまうようです。今回は1番下のノイズが乗るという症状にて承りました。

 

分解そのものは楽

AMP4以外に製品を見たことがありませんのですべての製品がそうなのかはわかりませんが、分解そのものはプラスネジ4本+分解後に基板が固定されているネジ1本を外すのみなので楽に行えまました。
カプトンテープで守られているのがペンタコンジャックです。

 

表面

 

裏面

 

ジャックを外すのがちょっと難しい

5極ジャックとはなっているもののハンダで固定されている箇所は全部で12か所となっていますので、いつも通り地味に温めながら外すという方法では他が冷えてしまうために取り外しは若干難しいです。方法としては

・ハンダ吸い取り機で可能なかぎり吸い取ってからちょっとずつテンションをかけて外す

・吹き飛んではいけない他の部品をマスキングしてからヒートガンで温めて外す

・元のジャックを破壊して細かく外していく

という方法になってしまうかと思われます。

またこの基板は試しにちょっとテンションをかけますと平気で湾曲し始めるので他の部品のクラックなどかなり気を受ける必要があります。

取り外し完了時。右に並んでいるのは日本ディックス製のものです。

 

取り外し後はいたってスムーズ

余計なハンダ残りなどがないことを確認したらあとはそのまま謹製のものに交換して組みなおしてしまえば完了です。

作業時にお預かりをしたのはアンプ部のみでしたのでテストができず、次回来店時にご確認いただく流れとなっていたので視聴をしていただき、無事症状が改善されている事を確認されたそうです。

 

ペンタコンジャックの取り外しに若干難儀しましたが、取り外しなどが得意な方は30分ほどでできる内容かと思います。

また今回はお客様にて交換先のジャックをご用意いただきました。需要が多いようであれば仕入れることも考えてはおりますが基本的にご依頼いただく場合には交換先のパーツのご用意をお願いいたします。

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