プレーヤー・アンプ

【Wolfson vs Cirrus Logic】iPhone3GとiPhone3GS聴きくらべ

iPhone 3G(WM6180C) vs iPhone 3GS(CS42L61)

 

こんにちは、かえるです。

先日当店のTwitterでもつぶやいたのですが、店の掃除をしていたら普通に使えるiPhone3GとiPhone3GSが出てきました。

もちろん今更スマホとしては使えないんでしょうけれど、DAPとしてならばまだまだ使える代物。

 

見た目こそほぼ同じな2機種ですが実はDACのメーカーが異なり、音質もかなり異なるということなので、今日はせっかくですから聴き比べをしてみようと思います。


 

 

左は私が以前から所有しているiPhone3GS(32GB)、右は今回発掘されたiPhone3G(16GB)です。

iPhone3GとiPhone3GSは発売時期は1年差ですが、3GのDACはWolfson、3GSのDACはCirrus Logicとなっています。

この頃、iPodも5G(5.5G)ではWolfson製DACだったものが6G(6.5G)ではCirrus Logic製DACになっており、当時は6Gでの音質の低下がかなり叫ばれていたとかなんとか。

 

果たしてそんなに変わるものなんでしょうか。

 

 

 

今回は聴きくらべなのでiOS以外の条件を以下の通りに統一しました。

-------------------------------------------------------------------

・再生には「Flac Player」Ver.1.2.1を使用

・再生データはCDを44.1kHz 16bitでリッピングしたFlac音源

・試聴機器はDN-915508を直挿し

※iOSは3Gが4.2.1、3GSが6.1.6でそれぞれの最終版です

-------------------------------------------------------------------

 


試聴する曲は早見沙織/レンダンです。

 

では聴いていきましょう

 

まずはiPhone3G【Wolfson:WM6180C】から。

高音は煌びやかに光るようなイメージ。ボーカルはややドライで少し引き気味ですが埋もれるようなことはなく、ギターは弦を弾く様子が浮かぶほど繊細です。

ベースは主張しすぎないものの粒立ちよく鳴っており、音がまとまってしまうようなこともありません。

全体的に明瞭な音で、音が束ではなく個で入ってくるという印象でした。

 

では次にiPhone3GS【Cirrus Logic:CS42L61】を。

高音はシャリっとしていて少し耳に刺さります。ボーカルはややウェットで主張は強め。ギターはやや不自然というか、電子的な音に感じました。

ベースは音が柔らかく、輪郭がぼやけたような鳴りです。

全体的にWM6180Cに比べて音が軽く、輪郭が丸い印象でした。

 

 

なるほどじっくりと聴いてみると結構違うことがわかります。

この2つは良い音、悪い音という区切りで分けるほど悪質でもないですし、敢えて分けるのであれば

iPhone3Gはクール系でくっきり明瞭な音

iPhone3GSはウォーム系で柔らかく聴き疲れしづらい音

といった感じでしょうか。その上でどちらを良しとするかは個々人の嗜好になると思います。

(ちなみにかえるはクール系信者なのでiPhone3Gのほうが好きでした)

 


 

出てきた中古品たちは店頭で販売しています(通販可 送料等別途)。

記事を執筆している段階ではまだ3Gも3GSも在庫がありますので、気になる方はお問い合わせください。

価格は以下のツイートよりどうぞ↓

 

<文:かえる>

-プレーヤー・アンプ