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【ドイツメーカー】上海問屋 ハイレゾ対応 HDSS搭載3Dイヤホン(914804)[OctoneACOUSTUNE OC-HR1]開封レビュー

上海問屋 ハイレゾ対応 HDSS搭載3Dイヤホン(914804)

最近ドスパラが運営する上海問屋にて3Dイヤホンなるものが次々発売されていますが、つい先日新たに1種類発売されたので購入してみました。その実力や如何に。

その正体はOctoneACOUSTUNE OC-HR1

思ったよりも大きな個装箱で驚きました。どうやらこの3Dイヤホンの正体はOctoneACOUSTUNEというメーカーのOC-HR1という機種だったようです。

メーカーページを見るとどうやらドイツのメーカーのようですね。恐らく同じイヤホンと思われる商品ページを見ると付属品(後述)に違いはあるものの119ユーロ(約15,470円)と上海問屋売価の3倍…いくらOEMとはいえどもこの価格差はいったい…。

 

ともかく開封していきましょう。

箱のサイドには愉快な日本語訳が。


 

表記どおりマグネットでくっついている蓋を開けるとイヤホン内部構造の解説がお目見え。


 

このOC-HR1はHDSSという音響技術を使用しているそうです。

HDSSとはHigh Definition Sound Standardの略で、ドライバー内部もしくは筐体後部にETLモジュールというパーツを組み込み、筐体内部の内圧が温度変化や振動によって変化することを防止、振動板が一定した動作を行うようにする技術だそうです。安価に自然で余計な歪みのない高音質を得られるということで採用するメーカーが増えているのだとか。

HDSS公式サイト

 

周波数帯域が5~70kHzってすごいですね…。


 

謎の和柄。


 

左手のつまみを持ち上げて開封します。


 

かなり丁寧なパッケージングですね。


 

本体のほかに付属品としてソフトケース、小物ケース、イヤーチップ(シリコンS/M/L、2段フランジ、ウレタン)、ワニ口クリップが入っていました。

先ほどの公式商品ページのものはイヤーチップやセミハードケースの有無に差があるようです。


 

太陽、音符、スマイル、ハートの記号が随所に見られます。他の製品にも付いているようなのでイメージロゴ的なものなのでしょう。


 

アルミ製の筐体は軽くて安っぽさのないデザイン。プラグは3.5mmステレオ金メッキの3極です。


 

分岐にはメーカー名が刻印されていました。OFC製のケーブルはスライダー付なのでタッチノイズ対策も○。


 

筐体根元にLRの表記があるのですが、そのものが赤青で色分けされているのでまず迷わないでしょう。

では聴いていきましょう

再生機器はTL-T51

曲は早見沙織/ESCORT 44.1kHz/16bit CDリッピングしたFlac音源。およそ4時間ほど鳴らしてからの感想になります。

 

いざ再生…

 

高域はシャキっとして硬い金属筐体らしい音。ハイハットのカチカチという音が軽快です。

中域はボーカルがやや引っ込んでいる感じがしますがピアノやギター、サックスは比較的前に位置しています。

低域、ウッドベースの響きは柔らかく包み込むような鳴り方です。

3D感は正直分からないのですが、HDSSのおかげか、はたまた5~70kHzの大幅は周波数帯域のおかげか、他のイヤホンとは聴こえ方がことなるのは確かです。

パートごとに前後位置や硬軟質、ドライかウェットかが異なるような印象で、たった1つのドライバーで色々な質を鳴らせるのは非常に面白いなと感じました。

音場は一聴するとさほど広くはないのですがそれは余計な残響感が無いためで、様々な位置から音が鳴るので全体としてみれば広い方かと思います。

当然ながら音の分離は良く、同じ音域の音が混ざってしまうようなことはほとんどありませんでした。

総合的にはダイナミックらしい濃い音で傾向は低音強めのドンシャリです。

 

オススメ度:☆☆☆★★+0.5

 

上海問屋的には3Dの部分を売りにしているようで、VRコンテンツや映画、ライブ音源での試聴を推奨しているようですね。

ですがリスニングに向かないというわけでは決してなく、5,000円前後であれば充分な音質を持ち、従来のイヤホンでは感じられなかった音の定位や質を聴かせてくれる面白いイヤホンでした。

上海問屋商品ページ

<文:かえる>

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