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名機紹介 Super Fi. 5pro レビュー

2017/05/31

どうも、2度目の投稿となります。菊永伊織です、よろしくお願いします。

さて、今回は10proの影となり比較的ひっそりとしている(?)Ultimate Earsの名機5proのレビューをしていきたいと思います。
「5proの前に5proなし、5proの後に10proあり」と言うイヤホン界の諺が生まれたほどの名機です(こんな諺はありません)。

最近、eイヤホンさん限定飯場でユニバーサルモデルがカスタムと同じ価格でボッタ…めでたく復活しましたが、基本スペックから。
Super Fi. 5pro インピーダンス 21Ω 音圧感度 119dB 再生周波数特性 20Hz~16kHz 2BA 2WAY Lowx1 Mid,Highx1
UE 5pro Universal Fit インピーダンス 103Ω 音圧感度 119dB 再生周波数特性 5Hz~22kHz 2BA 2WAY Lowx1 Mid,Highx1
インピーダンスと再生周波数特性が違っていますが、何かしらのリビジョンが行われたのでしょうか?
その辺の情報は調べても出てこなかったので詳細は不明です。
2006年購入時の参考価格はFi. 5proが33,000円程度。現在発売中のUniversal Fitが倍額以上の79,800円です。

外観の写真等。

ケーブルは青のノーブランド、イヤピはダブルフランジです。

上から見るとこんな感じ。スモークスケルトンですが、何となくドライバが2つ入っているのが分かるかと思います。この2pinは最近、中華イヤホンとの互換性が多いタイプです。

見辛いですが、ノズル先端の2ボア。通称ブタ鼻と呼ばれています。

音質ですが「桑田佳祐 5pro」で検索すると、2010年の紅白で実際にステージングモニターとして使用された実績のある素晴らしい音質です。以上。…では納得してくれないと思うので詳細を書いていきます。

当時から、多くのステージングモニターを開発していたJerry Harvey氏がそのノウハウを余す所なくユニバーサルイヤホンに落とし込んだと言われている通り、非常にモニターライクでストレートに音楽を表現してくれます。
しかし、決してつまらない音作りではなくノリの良い躍動感や、繊細な表現もしっかりとこなしてくれます。

低域は、やや量感が多いですが、締まりとキレがしっかりと感じられる良質な表現です。
中域は、ボーカルの表現はソースに若干のツヤを加えてくれて、楽器等の演奏パートとの聴き分けも充分に出来ます。
高域は、若干の伸びの足りなさを感じる場面もありますが必要充分な量感と表現。刺さりやすいシンバル、ハイハット、ボーカルのカ、サ、タ行の刺さりも皆無です。

解像度、分離感は2BAとは思えない程に高い表現力で不満を覚える事はないです。
音場感は、まさにステージの広さを把握出来る程の広さ。バンドや演奏隊の真ん中に立って聴いているかのような感覚になります。

最近、Jerry Harvey氏は多ドラBAイヤホンの開発に御執心ですがTri Fi.やMichelleは3BAですし、また小BA構成のJerry Harvey Magicを聴かせて欲しいと願っています。

UE 5proのカスタムモデルは長らくディスコンにならず、ステージングモニターのロングセラーとなっているのですから。

こちらのUniversal Fitではないタイプを現在入手するには、やはりオークション等で程度の良い個体を探すしかないと思います。Universal Fitの方は筐体の大きさも変わっていますし、こちらと同等の音質かどうかは分かりかねます…。

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