イヤフォン

禁断の価格差聴き比べ企画 SIE8-BU vs ROSE Aurora

2017/05/08

初めまして菊永伊織と申します。今後ともお見知りおきを。

主に価格comへの中華イヤホンレビューを中心に「気ままにうんたん」のHNで投稿しており、こちらでは初レビューとなります。

 

さて、今回は手持ちの中華イヤフォン「SIE8-BU」と、こちらも中華イヤフォンの「ROSE Aurora」 が似ているので音質差があるのか気になったので六本木オーディオさんからレンタルさせて頂き、聴き比べレビューを投稿してみようと思います。

 

まずは基本スペックから。

SIE8-BU

インピーダンス16Ω 音圧感度 116dB 周波数特性 20Hz~20kHz ドライバ直径10mm

ROSE Aurora

インピーダンス18Ω 音圧感度 112dB 周波数特性 10Hz~24kHz ドライバ直径9.8mm チタンコート振動板

どちらもダイナミック型では、一般的なスペックだと思います。スペックに微妙な違いはありますが、DAP側の音量は変えなくても同音量が得られたので、一定の音量で聴き比べを行っています。

外観の違いは、画像の通りです。

青が「SIE8-BU」スケルトンブラウンが「ROSE Aurora」です。MMCXメス端子が金メッキ、ドライバの状態がやや見辛いですが、ダイナミックが一発、ノズルの太さは同等、ROSE Aurora側のノズル部に音圧抜きの小さなベントが見えます。外観の大きな違いはあまり無いようです。

 

価格差

SIE8-BU(Amazon購入時 現在はディスコン)

本体980円 ケーブルがノーブランドのMMCXで1,000円程度 合計が2,000円程度

 

ROSE Aurora(執筆時5月上旬)

ケーブルは付属のMMCX(ケーブルのスペックは不明) 化粧箱 巾着袋同梱 ペリカンケース同梱 AliExpressの実売価格が6,000~8,000円程度

 

価格差は3~4倍と言った所です。

 

使用時間(バーンイン時間)

SIE8-BU 主に寝ホンとして使用 ほぼ最少音量で100時間程度の使用。

ROSE Aurora 六本木オーディオさんによると、50時間程度+こちらのテストで25~30時間程度使用。

なので、慣らしの時間としては充分経過していると思われます。

試聴曲は、私が聴き慣れた曲であまりマニアックにならないように3曲をチョイス。
LADY GAGA/Poker Face (女性ボーカル ポップス アルバム「The Fame」より)
Michael Jackson/Beat It (男性ボーカル ポップス アルバム「Thriller」より)
→Pia-no-jac←x葉加瀬太郎/チャールダーッシュ (インストゥルメンタル クラシックカバー アルバム「BATTLE NOTES」より)
を中心に聴き比べを行いました。

 

まずはデフォルトの状態。

SIE8-BU 上記の価格差表記構成+装着感と音質ロスを最小限に抑える為にSONYのハイブリッドイヤーピースLを使用。
ROSE Aurora 上記の価格差表記構成+同梱のイヤーピースがSペアx2、Mペアx2と入っていたので、条件を合わせる為に手持ちの中華赤軸のイヤーピースLを使用。

SIE8-BU

低域を中心としたドンシャリで、重たい濃い目の音質と感じます。

Poker Faceのサビ「Can't read my Can't read my...」でうねるような沈み込む重い低域が出ていますが、しっかり再現されています。
ボーカルを中心とした中域も近く、しっかりと聴こえてきます。
高域も伸びが良く、キラキラ感とまではいかないですが綺麗に聴こえてきます。

Beat Itのイントロの重々しさ、ギターリフの再現性等も全体的に力強い表現で良いです。
マイコーのボーカルも近く、こちらも悪くはない。
ただバスドラムが強すぎて、ズンドコ鳴り過ぎている嫌いがあるかも。

チャールダーッシュについては、ピアノ、バイオリンの高速演奏の再現性はなかなか見事な表現。
しかし、高速連打カホンの低域が強いのでその影響かやや繋がって聴こえてしまい団子状になります。

 

ROSE Aurora

低音寄りのドンシャリでやはり重い濃い目の音質ですが、SIE8-BUと比較するとチタンコート振動板と音圧抜きのベントの影響かややスッキリ傾向と感じます。

低域の量感が減り、見通しが良くなるので3曲ともやや表情が変わります。
特にチャールダーッシュは、高速連打カホンの団子感もなくなりかなり聴き取りやすくなります。

解像度や分離感は、ROSE Auroraの方が低域が少な目でスッキリしているので、やや良い印象。
音場感の広さは、筐体が小さいためか左右の広さは同等。
SIE8-BUの方が低音が出るので、沈み込み感がありでやや下に広がります。

 

続いて、音質変化が小さそうなリケーブル比較。

SIE8-BU+ROSE Auroraのケーブル

うーん印象は変わらないなぁ。私の耳では変化なし。

ROSE AuroraにSIE8-BUのケーブル

こちらも印象の変化なし。

ケーブルの変化が聴き取れない駄耳、糞耳なのでこういった結果に…ケーブルの音質変化についてはまだ修行が必要なようです。

 

続いてイヤピ交換。

SIE8-BUにROSE Auroraのイヤピ

スッキリとして、SIE8-BUがROSE Auroraの音質の印象に近づいたぞ…と、言う事は?

 

ROSE AuroraにSIE8-BUのイヤピ

やはり、ROSE AuroraがSIE8-BUっぽい音質に。
チタンコート振動板と音圧抜きベントのおかげか、若干のスッキリ感は残ってますが。

 

続いて、リケーブル&イヤピ交換。

上記の状態を踏まえて、丸ごと交換した状態ですがイヤピ交換と変化はなし。
やはり、リケーブルの音質変化はわかりませぬ…。

最後に禁断の左右ユニット入れ替え&同イヤピ。MMCXケーブルなので為せる技。こっ、これは…脳が違和感なく左右が同じ音質として認識してしまっているようです。
状態としては、イヤピ交換をした音質と全く同じです。
スペック差も僅か、筐体の大きさも同じ装着感なので正しく「脳内補完」が働いているのでしょう。

 

総括

価格差ほどの違いは私の耳では感じられなかったと言う結果に…。
私がレビュー時に良く書く「音質ロス」を出来るだけ抑えるには、やはりイヤピのフィッティングが重要であると結論付けても良いかも知れません。
価格差のプラシーボは、先入観となって音質が違うと勝手に思い込んでいるだけかも知れません。

やや辛口のレビューとなってしまいましたが、このレビューを締めたいと思います。

P.S.  ブログに不慣れな為か、記事としての体裁が整っておらずやや書き殴った感が否めません。このブログにも慣れて、この記事をもっと読みやすくバージョンアップにも努めたいと思います。

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