
【中華イヤホン】yhs 002レビュー
今回はDZAT DT-05に続き、kiliko(@kiliko3611)さんより寄贈いただいたイヤホンの2本目です。
yhs 002
yhsというブランドの002というモデルです。なんてシンプルな名付け方。
ざっとしか調べていませんがはHCKさんの専売モデル(?)のようです。<製品ページ>
カラーバリエーションは4種類あり、赤、青、グレー、そしてこちらのゴールドで、全てメタリックカラーとなっています。
ケーブルも本来はマイクの有・無が選べるそうなのですが、現在は在庫切れなのかマイク有のみの販売でした。
フェイスプレートはピッカピカ!着けてたら結構目立ちそうですね。
構成は1DD+1BAのハイブリッド。上図ではダイナミックドライバーしか確認できませんが、ステムの中にBAが1発仕込んであります。
プラグは3.5mm金メッキステレオ。こちらはマイク無しモデルですので3極ですね。
ケーブルは恐らく銀メッキ線でしょう。
分岐部もいたってシンプル。特にロゴや製品名はありません。
では聴いていきましょう
再生機器はTL-T51。
曲はLia/鳥の詩 44.1kHz/16bit CDリッピングしたFlac音源です。
いざ再生…
傾向はドンシャリといった感じですね。音の粒立ちは悪くありません。音場は狭いです。
まずとにかく低音の圧がすごい。バスドラが鳴るたびに頭の中心を撃ちぬかれているような錯覚さえ覚えます。伝わるかはわかりませんが、イメージとしてはJVCのXXシリーズとの低音に似ている気がします。
中域、ボーカルはドライな音でやや曇りがち。響きは少なめでさっぱりしています。
高域はシャリシャリですが、刺さったりやかましい程ではなく低域とは良好なバランスを保っています。
これは曲を選びそうですねえ。少なくとも鳥の詩は合わない部類でしょう。男性ボーカルの、特にロック、メタルであればしっくりきそうです。
オススメ度☆☆☆★★+0.5
現在、およそ4,000円程度。外から眺めた感じですとネットワークは組まれていない様子。単純にスピーカーが2つに分岐したという感じなのでしょう。
筐体は小さめですっぽりと収まってくれ、装着感は良好。そして音はかなり濃いです。全体的にダイナミックっぽい音になっているので、BAの音が苦手という方も聴けそう。
低音をこよなく愛する方、XXシリーズが好みな方にはオススメです。
<文:かえる>
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