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異常なほどの高インピーダンスseahf LD-3.0 150Ω&400Ωレビュー

2016/12/31

seahf LD-3.0 150Ω&400Ω

「REV(@forREV)さんからお借りしました」シリーズ第29弾。ありがとうございます。

そして恐らくこれが2016年最後の記事ですね。お付き合いいただきありがとうございました。2017年もよろしくおねがいいたしますm( _ )m

 

高インピーダンスイヤホンといえばまず有名なのはEtymoticResearchのER4S(100Ω)ですが今回はそれを軽く凌駕する150Ωと400Ωのご紹介です。

seahf LD-3.0です。黒が150Ωで白が400Ω。他に黒筐体に白ケーブルの320Ωがあるそうです。

せっかくなので見比べていきましょう。

プラグはともに3.5mm金メッキのステレオ。色も筐体に合わせてシルバーとメタリックブラックになっています。

筐体の外観も色以外は一緒のようですね。

個体差の範囲でしょうが400Ωはケーブルの編みこみが甘いのがちょっと怖い…。

では聴いていきましょう

再生機器はT51改。イヤーチップは着けません。

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曲はLia/鳥の詩 44.1kHz/16bit CDリッピングしたFlac音源です。

 

まずは150Ωからいざ再生…

 

上下に幅はありませんが左右に広い音場ですね。

低音が少ないので目線がやや上向きになります。

ボーカルはやや篭りがちでサ行も刺さり気味。シンセサイザーのテケテケ感は上手く鳴っています。バスドラのアタックは強めに出ていますね。

傾向としては高音強めのドンシャリでしょうか。

 

付属のイヤーチップを着けてみます。

すると低音の量感が増え、刺さりはまだありますがボーカルの篭りもやや改善。

傾向は変わらずですが圧倒的に耳心地の良い音に変化しました。

 

次に400Ω。いざ再生…

 

さすが400Ω…最大音量でないと足りません。

音自体は150Ωと似ていて、低音は少なめでボーカルは篭り気味。シンセやハイハットは比較的クリアです。

150Ωに比べると音場は上下に広く左右は狭い印象ですね。

 

こちらもイヤーチップを着けてみましょう。

やはり低音の量感が程よくプラスされ、ボーカルはクリアになります。

音場についても左右に狭い印象でしたが広がり、更に上下に加えて奥行きまで感じます。

バスドラのアタックは150Ωよりも強く感じますね。

 

オススメ度☆☆★★★+0.5

価格は150Ωが$18前後、400Ωが$60前後のようです。

イヤーチップありきであれば音は決して悪くありません。ですがこの価格となるとより音質を追求できる選択肢は多いのではないかと考えてしまいます。

インピーダンスが高い分ノイズは感じづらいと思いますので、特にノイズの乗りやすいプレイヤーを利用していたりする場合には検討してもいいのではないでしょうか。

<文:かえる>

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