
iBasso Audio「DX90」を改造してみました。その2
2017/02/15
前回に引き続きiBasso Audio DX90の改造をしていきます。
1.前回破壊したロックスイッチの交換
何度も基板を取り外していたところ、気が付くとキーロックのスイッチが折れていましたので交換しました。
たまたま秋葉原に全く同じサイズのものがあったので交換
気持ちスイッチが固くなったので気分は良しです。
2.バッテリーの交換
購入時に純正のバッテリーが2個ついていましたし、1日に3時間程度しか使わないのでバッテリーのへたりはあまり気にしていませんでしたが、ネタ的に購入してみました。
純正バッテリーを購入してもいいのですが、i9300(Galaxy S3)のバッテリーが同じ規格なのでそのまま使用できます。
アンニュイな日本語表記のGold Battery 2850mAh!
標準のバッテリーと同じサイズで2100mAhが2850mAhに増量されているそうです。
そんなわけありませんよね。
この手のタイプ。特に金色のバッテリーはシールがくっ付いているだけで中身はおなじみの2100mAhというのが相場です。
信じ切って購入して、電池の持ちが変化ないと怒らないようにしましょう。
搭載した感じは黒x金でかっこいいですね
別に持ちが悪いわけでもなく、通常使用(1日3時間程度)で3日ほど使えていたのでよしとします。
3.擬似バランス化
お隣のラインアウトからGNDを1本拝借してR-とする手法は調べたところありましたが、それではなく1つの端子のみで各GNDを利用できるようにします。
丁度秋葉原にDX90に使えそうな4極ジャックがありましたのでそれを利用します。
先っちょに金属のキャップがついているタイプです。
既存のジャックを取り外しまして交換します。
元のジャックとはピンアサインも違うので基盤のパターンから引き回しつつ、目当てのGNDを接続します。
左側のジャックが今回交換した3.5mm 4極端子です。
若干の違いはありますがよしとします!
4.同軸OUTを取り外して2.5mm 4極ジャックに変更する
私はポタアンを使う気がなかったので同軸OUTの出番が全くと言っていいほど無いと判断したので2.5mmジャックに変更してみました。
特に場所は決まっていないので3.5mmのラインアウトでも同じ作業はできます。
まずは2.5mmジャックに取り外したジャックの金属キャップを取り付けます。
少し隙間があったのでスペーサーを入れました。
ちょっと線を長く残しすぎました。
先ほどの3.5mm 4極ジャック用に取り出したLR±をそのまま2.5mmジャックまで引きます。
テスターで短絡がないか確認したらフタを閉めます。
見た目も遜色なく綺麗に収まりました。
私も含め弊社スタッフは2.5mmのイヤホンを使用しないので急きょVE MONKを2.5mmジャックへ。
正常に動作しました。
残すは前回の予定ですとクロックのみとなりましたが、ここでふと「・・・内部メモリ8Gは少ないよな」と思っておりまして調べたところ、同じ構造で256GBのメモリがあることがわかりました。
これはかなり大変な作業になると思われますが、いけることろまで行ってみようというDAP計画なので挑んでみようと思います!
次回も是非ご期待ください☆
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