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イヤフォン

NYのマニアがチューニングしたイヤホンADV.SOUND M4レビュー

ADV.SOUND M4

「REV(@forREV)さんからお借りしました」シリーズ第24弾。ありがとうございます。

今回はNYのブランド「ADV.SOUND」の「M4」というイヤホン。ブランドの立ち上げ人である3名の男性が徹底的に中音域に重きを置いて開発したイヤホンとのこと。

その特性から、ボーカル曲はもちろんクラシックやジャズなどにもおすすめなのだそうです。

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筐体はアルミ削り出し。ダイナミック1発の構成で20Hz-20kHzと、カタログスペック上は特筆すべき点はありません。

ケーブルは4芯の編みこみです。分岐より下、プラグにかけてはかなりしっかりと硬く編まれていますので変に解けたりという心配はなさそう。

ですが分岐より先は2芯のねじりになっているので少々強度が心配です。また硬く編まれているが故か収納の仕方によってはクセが強く残ってしまいます。

プラグは3.5mm金メッキでリモコンマイクがついていますので4極になっています。リモコンはiOS製品をはじめ大抵のスマートフォンに対応しているとのこと。

 

イヤーチップはブラックシリコン、ホワイトシリコン、2段フランジがそれぞれS/M/Lと、コンプライのTX-400Mがついています。

ブランドでは特にコンプライを用いたフィット感を売りのひとつにしているようですね。

では聴いていきましょう

再生機器はShanlingM2。レビューをするに当たってあまりコロコロと再生機器を変えたくはないのですが常用しているT51は4極に非対応なので…。

イヤーチップはコンプライを使用します。

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曲はLia/鳥の詩 44.1kHz/16bit CDリッピングしたFlac音源です。

 

いざ再生…

 

全体的にすっきりあっさりとしていて広がりを感じるような音ではありません。ですが空間表現は広め。

イメージとしては広い空間に距離を開けて楽器を配置して鳴らした音から響きを消した感じです。伝わるかな…。

高域、低域とも他のイヤホンに比べ目立たず、やはりボーカルやストリングスなどの中域がよく出ている印象ですね。サ行はやや刺さる感じも…?

音の分離は素晴らしいです。「音を分離し1つ1つの音の微細な描写を実現」という言葉に偽りなし。ここはこのイヤホンの強みと言ってもよいのではないでしょうか。

オススメ度☆☆★★★+0.5

価格は税込み5,980円。中音域に向き合い、原音に近い音を聴けることを目指したということですが私としてはあっさりとさせすぎかなという印象です。

というのも、全体を通して響きがカットされすぎて特にベースがとても軽い。ジャズに向くというような表記があるものの、実際にジャジーな曲を聴いてみるとなんというか足首から下をすっぱりと切り取られたような音になってしまっているのです。

とはいえ音の分離は非常によく、ボーカルにもハリとキレがありこの部分については大したもの。とにかく中音域にこだわって音楽を聴きたいという方にはオススメです。

ブランド紹介ページ

<文:かえる>

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