
【中華ヘッドホン】isk HD9999レビュー
2017/02/15
isk HD9999
最近、徐々に寒くなってきましたね。
というわけでヘッドホンの季節です。今回ご紹介するのはiskという中国メーカーのHD9999です。
iskの中ではハイエンドモデルとされていますが価格はAmazonで8,000円弱。とてもお手ごろですね。
というわけで開封しました。大きなケースと日本語の解説書兼保証書。
ケースの中に商品一式が入っています。
イヤーパッドは厚型(約2cm)と薄型(約1cm)の2種類。厚型はスタジオマスタリングを、薄型はライブモニターを想定しているのだとか。
あとはケース用のストラップとストレートケーブルに…
カールケーブル。お察しの通りリケーブル可能な機種です。綺麗なカールではありませんが価格を考えればこんなものでしょう。
本体にケーブルを接続してみました。初期装備の厚型イヤーパッドもあってかなり重そうな見た目ですね。
端子はL側についており規格はミニXLR(ミニキャノン)です。
ヘッドバンドには大きくメーカーロゴ。書いてある通りモニタリング用途を想定しているので付属のケーブルは長めです。
では聴いていきましょう
Lia/鳥の詩 44.1kHz/16bit CDリッピングしたFlac音源です。
再生にはTL-T51を使用します。
いざ再生…
やや高音よりのチューニングのようです。低音は少し控えめで締まった音。
ボーカルはサ行がまれに刺さりますがクリアに鳴っていますね。
空間表現が上手く、左右の奥行きを感じれる定位感で音場は広いです。分離もとてもよく、そこはモニタリングとしての実力を感じるところ。
全体的にクリアながらキレと厚みがあり元気な音です。モニタリングヘッドホンということですがリスニング向きの音に感じますね。
オススメ度☆☆☆☆★
正直、音のバランスにやや偏りがあるのでモニタリング用途での使用には向かないかもしれませんがリスニング用途としてのコスパは非常に良いです。
見た目はA○Gの丸パクリ感が否めませんが…製品の質としては優秀です。リケーブルができる点や付属品が充実している点を踏まえても8,000円未満というのは破格かな、と。
筐体は少々大きいですが持っていて損はない一品ではないしょうか。
ちなみに…私はポータブル用途な(上にケーブル作成が面倒だった)のでケーブルを詰めてプラグを交換して使っています。
<文:かえる>
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